2011/12/22

おしっこのことで一杯だった頭に 「転移を疑います」 が侵入して1ヶ月半。
前回の泌尿器科の経過観察から約2ヶ月目の診察がありへ。

病院に入ってすぐ目に入る、会計を待つ長蛇の列で混み具合でわかります。
「うわぁ~」 と、声が出たほどトグロを巻いていました。
どの科も患者さんであふれていて、泌尿器科も3時間待ち!
病院も師走なんですね~。

自分の順番が近くなった頃に看護師さんに呼ばれ、処置室のベッドに仰向けになり、いつでも腎エコーができるようにスタンバイ。 
間もなくA先生が研修生を連れて現れました。  
こ~んなに混んでるのに、

「この角度で当てた方が鮮明に映るよ
もっとグイッと押し付けちゃっていいよ」


などと、丁寧に指導しながらのエコーでした。 
脇腹なので、くすぐったいのを我慢して医学に貢献

この間のCTではステントを抜去した右側の腎臓に水腎症は見られなかったのに、今日のエコーでは両方とも軽い水腎症という結果が。 
でも、軽いので気にするほどではない程度だそうです。
次に膀胱のエコー検査。 

「おしっこがかなり溜まってるから、空になった状態で診たい」

と言われに。  戻ったらお腹を出してまたスタンバイ。
その間、次の患者さんの診察をしていたA先生が今度はお一人で。

「見事に空になってますね! 膀胱の形もいいですね。
導尿、面倒かもしれないけど、導尿をしてることによって一日に何回かは膀胱が空になるでしょ。 これは膀胱にとって、とってもいいことなんですよ。  
普通でも50mlくらい残ることがあるし、歳をとるともっと残りやすくなるからね。」


膀胱にとって良いというのは、膀胱の収縮を活発にするため。
残尿による細菌の繁殖を防ぐため。   
・・・という意味のようでした。

そして、前回のステント騒動後に自分なりに調べたことを先生に確認してみました。

やはり腎瘻も人工透析も、ステントを留置しているにも関わらず水腎症や慢性的な腎盂腎炎をおこしている私には、全く縁のないものではないそうです。
頭のどこかでは否定してくれることを期待していたので、自分で聞いておきながらショックを受けました 笑

それから、狭窄している尿管を広げる手術があるということも知ったので、そのことも聞いてみました。

結果・・・
私の尿管は、手術後の癒着のせいと思われる狭窄部分が繊維化して硬くなっており、長さも5cmと長く、バルーンを入れて広げる手術もあるけれど、この長さでは手術はできないとのこと。  
そして・・・

「この先、狭窄部分が治ることは考えられないので、ステント交換は一生続くと思って下さい」

と、言われてしまいました

この時は、ほんっっっとーに、奈落の底に突き落とされた気分でした。
半年に1回のあの処置が一生。  ステントと言う異物が体内に一生。
私は子宮がんの手術をしたのに何でこんなことに・・・
今まで腎臓や膀胱は全く何の問題もなかったのに・・・
転移・再発の不安。  
導尿から解放されるか?の不安。
そしてステント交換。
どれもこれも一生延々と続くのかと思うと、改めて大きな手術をしたことのダメージを痛感しました。

若い方に向けた子宮頸がんのワクチン予防や、検診の重要性は、テレビのCMや各種団体の啓発活動でよく見かけますが、実際にガンになって手術をした場合の合併症や後遺症については公にされません。
現に私も友人も、この年まで認識がありませんでした。
手術や放射線治療をすると、排尿障害や更年期症状、リンパ浮腫などが誰にでも起こりやすいということを訴えた方が心に響き、検診率UPに繋がると思うのは私だけでしょうか?

しかも、更年期前後の私たちの年代になると、子宮頸がんよりも体癌になる確率の方が高くなるのに、子宮ガンの検診は頸部のみ。
体部は自分で申し出ないと検査してくれないという不思議さ
私は、自分の病気のことを知っている人には自分の状況をありのままに語り、体癌の検査も受けるよう勧めています。



この診察の後、またネットや本でいろいろ調べ、冷静に考え、「一生ステント交換」の覚悟を決めました。
この日まで、「尿管を傷つけないようにと術前に入れたのに何故?」 という疑問もありましたが、術後の癒着なら仕方ないし、狭窄部分が治ることがないのならキッパリと諦めなくてはいけないのですから。
ステントが大切な腎臓と膀胱を守ってくれるわけですから、むしろ感謝の気持ちさえでてきました

私の気持ちの切り替えに繋がったひとつがこれです。
手術の難しさが少しわかった気がします。
手術の写真なので、生々しいのが苦手なかたはご遠慮ください。



2011.12.22 Thu (00:00) l 7. 尿管狭窄 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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