2016/6/17

『卵巣を取ると女性ホルモンが分泌されなくなって骨粗鬆症になりやすい』
のが心配になり、去年の12月、市で行われている無料の骨量測定を受けました。
その結果、“要精密検査” という結果がでてしまいました。
72歳くらいの骨量しかないので骨折に気をつけるようにと言われ、自覚症状がないだけにとても凹んで帰ってきました。

その後、骨の病気が腎機能を診てもらっている腎代謝内科の主治医の専門分野であるとわかり、まずは血液検査を勧められました。
結果、骨を “作る” “壊す” の営み(回転)は正常に働いており、一安心。

今度はレントゲンで骨の状態を確認することに。
DXA(デキサ)法という、2種類の低エネルギーX線を腰椎と大腿骨に照射して、骨密度の量を測定する検査です。

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レントゲンの予約が入ってからこの検査の日まで半年ありました。
最初はカルシウムを多く含むものをせっせと摂ったり、なるべく陽に当たるようにしたりと意識していたのですが、レントゲンを撮るまでの期間だけやっても無意味だよなあ・・・とか、食事は好き嫌いなく良く食べ、特に運動はしてないけど動いてる方なのになあ・・・とか、そんな “自覚のない危ない状態” がいつまでも受け入れられなかったりで、開き直りというよりは空しくなってめげてました
もういっそ普段通りのありのままの生活でどんな結果が出るのか?
それが知りたくなったので頑張ることをやめていました。
そうは言っても悪い結果が出たら更に凹むんだろうと思いつつ家を出ました。


検査はステント交換で馴染みのある、レントゲンテレビ室を案内されました。
ガラス張りの大きな自動ドアが開くなり、ニッコニコの陽気なおじさん技師さんがお出迎え。

「341番さん、待ってましたよ! さあこちらへ!」

私 341番? あらホントだ。
技師さんのいきなりのハイテンションにちょっと引いてしまった ^^;
でも、この技師さんの面白さを残したく(伝えたく)、長くなりますが会話形式で書きます。


先週のステント交換のとき、
「この部屋に入って行く人を見たことないけど、何の検査する部屋だろ?」
と、たまたま疑問に思ったその部屋に通されました。

さほど広くない部屋の真ん中に、この装置が置いてありました。
1606171.jpg


着替えなくていいように上から下まで金属の付いてない服を着て行きましたが、この検査はプラスチックもNGでした。
プラスチックで数値に誤差が出やすいそうです。
シャツにボタンが付いていたのですが、映らなければ良いということで、少したくし上げて撮影することに。

「普通は腰椎だけでいいんだけど、あなたは腰椎と大腿骨を撮ることになってますねえ。 なんでかなあ?」

「さあ・・・」

まずは腰椎の撮影から始まりました。
検査台に仰向けになり、両手はバンザイです。

「この検査はとてもラクな検査ですからね」

レントゲンで緊張する人もいるのか?それを5回くらい強調されました ^^;

「身体を真っ直ぐにするために足引っ張りますよ~ (ゆらゆら・・・) 背中が伸びて気持ちいいでしょ~~~」

「^^ はい」

「このまま下します。 この状態で撮るので絶対に動かないでくださいね!」

「^^ はい」


3歩歩いて振り返り、

「息はもちろんしてていいけど、寝てる時みたいな静かな息でお願いしますね」

「^^; はい」
 (寝てる時の息・・・?)

また3歩歩いて振り返り、

「ほんとに寝ちゃってもいいですからね」

「^^; はい」


電気スタンドみたいな部分が骨盤の辺りを3cm刻みくらいの間隔で移動します。
5分ほどで撮影が終わり、技師さんがこちらの部屋に。

「さっきのわかりましたよ! あなたDJ(ステント)入ってるんですね。 さっきも言ったけど、プラスチックで数値が変わっちゃうんです。 それで念のために大腿骨でも撮るんでしょうね」

「そうだったんですか」

「DJの交換はイヤでしょう~~~」

「もぉ~イヤなんてもんじゃないです」

「私の身内でもいるんですけど、毎回交換が痛いって言ってますよ」

「はい・・・ 私も痛いです T_T」


しばらく身内の方のステントの話しが続き、次に大腿骨の撮影に。
ひざ下にまくらのようなものを挟まれ、足首を固定されました。

「あー、あなた足広げ過ぎ! そうそう、このくらいでいいです」

「^^; はい」
 (私さっきから “なすがまま” になってますが・・・)

「じゃ撮影しますね。 絶対動かないでくださいね!」

「^^ はい」

「手はバンザイのまま片方の手でもう片方の手首を掴んでてくださいね」

「^^ はい」

「あ、もうちょっとしっかり掴んでください」

「^^; はい」
 (手、そんなに大事?)

「またウトウトしてていいですからね」

「^^; はい」
 (またって・・・さっきウトウトしてなかったよ?)

こちらも5分ほどで終わり、技師さんが戻ってきたのですが、ここで思いがけず結果を知ることに!

「大腿骨の検査の間に腰椎の方が出たんだけど、特に問題はないようですね」

「◎-◎ ほんとですか?」

「^^ はい、いい結果でしたよ。 大腿骨の方もたぶん問題ないと思うけど、両方で誤差がなければ正常ですので」

「私5年前に子宮がんで子宮と卵巣取ったんです。なので骨粗しょう症が心配になって去年市の無料の検査を受けたんですけど一番悪い結果が出てしまったんです。72歳くらいの骨量しかないとも言われて、もうショックで、それでこの検査を受けることになったんですけど、ほんとに問題なかったんですか???」


嬉しさのあまり興奮していきなりベラベラ喋り出した私に技師さん困惑気味

「72歳なんてとんでもない! むしろ同年代の平均よりも良い状態なんじゃないかな? 市でやるようなかかとの骨での超音波法は、ほんのちょっとの動きでも大きな誤差が出るから診断の正確性に欠けるんですよ。腰椎とか大腿骨といった、安定した大きな骨で測るのが望ましいんですよ」

「嬉しい---! 良かった---!」


私がほんとうに安心したのを見て更に安心させたくなったのか、

「大腿骨の方も出た頃なので見てきましょうか?」

「はい!お願いします!」

「腰椎と同じく問題なかったですよ。 ほんとはここでは言っちゃいけないんだけど、あなたがあんまり不安そうにしてたから・・・ ははは  
再来週主治医からちゃんと良い結果を聞いてくださいね^^」


こっそり教えてくださった気持ちと結果が嬉しくて、何度もお礼を言いました



今72歳で、この先どうなるんだろうという不安は、実はかなり重かったです。
母の友人で、骨粗しょう症で引き籠るようになり、それが原因でうつ病になった人が何人もいるので本当に怖かった。

卵巣がなくても同年代の人よりも良い状態だったという結果は自信に繋がって、子宮がん5年目をクリアしたときよりもはるかに大きな喜びでした。
半年間まちがった結果に怯えてきたけど、私にとっては良かったかも。
“褒められて伸びる子” と同じなのか?この結果に甘んじることなく骨活がんばろう!って、初めて前向きな気持ちになってます。

再来週、ちゃんと結果を聞いたらまたアップします。
ぬか喜びではありませんように



追記
結果です 


2016.06.17 Fri (16:25) l 13.骨粗鬆症 l コメント (6) トラックバック (0) l top

コメント

はじめまして^ ^
サザンさん、こんばんわ、初めてコメントします。かおりと申します。
去年11月にステント交換で調べていた時に、サザンさんのブログに出会いました。私は、去年4月に子宮体癌と卵巣癌が発覚し、5月に手術で全摘しました。その後は5月下旬から9月下旬までサザンさんと同じ、科学療法を行いました。ステントは科学療法の前に留置し、8月,11月,2月に交換、5月に抜きました。5月も交換と言われてたんですが、色々あって抜いてみよう…となり、現在に至ります。何とか無しでも大丈夫なようで、安心です。
サザンさんのブログに出会って、自分と同じ治療でしたので、夢中でブログ読みました。あ〜一緒だ、と思う場面が多々あり、感動しました!

ステント交換は、本当にいやですよね。でも、私は先生に恵まれていて、最後以外はほぼ痛くなく、あっと言う間に終わりました。最後だけ、色々とあり、もう無理〜って思いました…

子宮体癌は、まだまだ経過観察でいつもドキドキします。でも、今は自分としては、元気です。どこも悪くないです。
ただ、科学療法の副作用で、足のシビレが残ってます。サザンさんはいつまでシビレがありましたか?ご参考に教えていただければありがたいです^ ^
骨密度も、気をつけないと…ダメなんですね。サザンさんは、問題なさそうで、良かったですね。
サザンさんのブログは、勉強になることばかりです。また読ませて頂きます〜^ ^
2016.06.17 Fri (23:15) l かおり. URL l 編集
No title
おはようございます

正常範囲内で良かったですね。

女性は分身を世に送り出すので男性より
骨弱くなりやすいですから
そんな理由で僕は普段から女性は神の次に偉いんだと言っています(笑)
2016.06.18 Sat (07:00) l k/rider. URL l 編集
かおりさんへ
かおりさん、こんにちは。
ブログを読んでいただきありがとうございます^^
術後1年、化学療法が終わって9ヶ月ということですが、コメントからもすっかり落ち着かれたのが感じられます♪

ステントのことでは毎日かなりの件数で検索されてきます。 
見えないところで同じような体験をされてる方はたくさんいるようです。
みんなの最終目標は抜去すること。 
かおりさんが留置した理由は違うようですし、最後はいろいろあったようですが、抜去できたことはほんとうに良かったですね!

痺れは治療中は両足の土踏まずから爪先にかけてありましたが、今は右足だけです。 
痺れの症状はだんだん軽くなっていき、普段は気にならない程度ですが、時々ギューっと掴みたくなるくらいイライラすることがあります。
術後1年半の頃は左足もやや痺れていましたが、2年の頃には右足だけになっていました。

骨のことはほんとうに嬉しかったです!
でもやっぱり私たちには大きな課題なので、かおりさんも今から骨活を心がけるようにしてくださいね(^_-)
2016.06.18 Sat (12:42) l サザン. URL l 編集
k/riderさんへ
こんにちは。

ありがとうございます。
この半年間、このことではかなり自分にプレッシャーがあったので、ほんとうに嬉しかったです!

そうです!
女性は男性より精密にできてるので尊いんです( ̄^ ̄)エッヘン
でもそう思えるk/riderさんの方が偉いのかな^^;
2016.06.18 Sat (12:54) l サザン. URL l 編集
ありがとうございます❣️
サザンさん、お返事ありがとうございます❣️
足の痺れは、まだまだ付き合わないと駄目かもしれませんね。でも、サザンさんが少しずつよくなられてるんで、私も少しずつ、と希望を持って、気長に付き合っていきます❣
2016.06.19 Sun (16:20) l かおり. URL l 編集
かおりさんへ
こんばんは。

なんの後遺症でも個人差があります。
かおりさんはもっと早く症状がなくなるかもしれないし、もう少し時間がかかってしまうかもしれません。
でもご自分でも仰ってるように、希望をもって気長に付き合っていこうと思えることは一番良いことだと思います(^з^)-☆
2016.06.19 Sun (20:46) l サザン. URL l 編集

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