2011年2月に子宮がんの手術をした頃、二人の息子はまだ家にいて
4人家族でした。
3月、長男が結婚して家を出て行ったので、3人家族に。
その後、約5ヶ月間の化学療法があり、それが終わって副作用が落ち
着き、体力も回復してきた10月に、孫のニコが産まれました。
それとほとんど同時期に、仕事で始発・終電の通勤に限界がきた次男が
家を離れて暮らすようになったので、とうとう夫と2人だけになりました。


次男は生まれたときから反抗期みたいな扱いにくい子どもでした。
自己中だけど正義感が強く、何に対しても熱くてアグレッシブ。
「牛が3頭いる中にライオンが1匹いるみたい」 と、妹に言われたことが
あるのですが、それが近いかも。


子宮がんの手術が終わり、ICUで初めて見る 「病人の母」 に涙を流して
いたという次男ですが、退院後は特に心配する風でもなく、仕事に遊びに
すっ飛び歩いてました。
家を出た長男の優しさの方が目立つくらいでした。
子どもには苦しんでいるところを見せたくなかったので、気がラクな反面、
ちょっと淋しかったりもして・・・


そんな次男から、今年の初め、大腸がんの手術が終わった頃に届いた
LINEです。
いろいろなご批判の声も覚悟の上です。
不快に思われたらごめんなさい!


この間、色々と今までのこと考えてみたんだ。
なんか俺って迷惑しかかけてなかったよね。 ごめん。
でも、この家に生まれてきて、ほんとうに幸せだと思ってる。
俺は誰よりもおかんのことが好きだし、
逆におかんからは世界で一番の愛情をもらったと思ってる。
自他ともに認めるマザコンです 笑
それくらい大切な存在です。
だから、おかんがガンになったとき、すげー怖かったんだ。
いなくなったらどうしようって考えたら何していいかわからなくなった。
お金を稼いでいればいいのかとか、心配事をなくせばいいのかとか・・・
なんていうんだろ。 
逃げてたのか、現実を受け止めようとしてなかったのか、
そういうのだと思う。 どうしようもないね。 ズルいよね。
でも、なんかわかった気がするんだ。
正しいかわからないけど、傍にいれば良かったんじゃないのかなって。
ただ傍にいれば良かったんだって。
そう思ったんだ。 間違ってるかな。
だいぶ恥かしいこと言ってるけど、誰にも言うなよ!
こんなこと面と向かっては言えないからさ。
でもさ、俺もこうして素直に感謝の気持ちとか言えるようになったよ 笑
落ち着いたらみんなで温泉行こう!
俺も頑張るから、病気になんか負けるなよ!



次男は6日に32歳になりました。
もちろん家になど帰ってくるはずはなく、どこかでお祝いをしてもらった
ことでしょう。
私は何度もこのLINEを読み返し、一人感傷に浸ってました  




    9104.jpg
             29年前。 すでに偉そう・・・  



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2014.09.08 Mon (13:58) l 17.日常のいろいろ l コメント (14) トラックバック (0) l top

コメント

No title
次男さんの LINEメール拝見して
ウルウル。

私も自分の病気キッカケに母に産んでくれて ありがとう
元気に産んでくれたのに 病気になってごめんね、
と伝える事ができました。
もしかしたら 病気にならなかったら 照れ臭くて キッカケなくして言えずに 後で後悔する事になってたかも。

すごく母の病気も心配でも 素直に出せなかったり
言葉なんてとんでもなかったですが 病気に自分がなったキッカケで
言葉にもできる様になりました。

次男さんのメール 宝ものですね。
2014.09.08 Mon (20:04) l エール. URL l 編集
No title
サザンさん、うるうる(*_*)。 なんて、なんて素敵な息子さん!こんな愛情あふれるLINEもらったら、もう最高に幸せだよね。
うちも息子ふたり、手術の年、長男夫婦は4月1日付で、北海道に転勤、4日が私の手術。お嫁さんは神戸に来るって言ってくれたんだけど、1日に北海道転勤になったばかりだったし、「大丈夫だから、落ち着いたら会おうねっ」て言いました。
次男は独身で東京なんだけど、大事な研究の真っ最中ってのは知ってたから、「落ち着いてから帰っておいで。」って、強気に言っちゃいました。どっちも神戸にはいなかったので、私の病気も軽めにいったから、それで納得したみたい。
まぁ、その分しわ寄せが主人ひとりにかかってたんだけどね(~o~)。
それから手術までの日、お嫁さんからはメールや身体によさそうなものを送ってきてくれたり、みつなやりとりはあったんだけど、息子からは一度もなくって(/_;)。まっ、こんなものかと思ってたら、手術の朝、ふたりの息子からメールもらったの。「頑張れっ」って感じのあっさりしたもんだったけど、嬉しかったな。(サザンさんの息子さんからのようなあついメールじゃなかった(/_;)けど)
何か月かして、息子たちに会ったんだけど、私の病気に対する知識をちゃんと持ってて、やっぱ少しは気にしてネットなんかで調べてたんだと思うと、胸がきゅんでした。
サザンさんの息子さん、本当に素直な気持ちを伝えることができるなんて、ほんとうにすてき。やさしいな。
今までのブログで、長男さんのやさしさもわかるし、お嫁さんとのすてきな関係や、ニコちゃんとの優しい時間、サザンさん、幸せだね(*^。^*)。でも、これはぜんぶサザンさんの人柄のたもものだよね。
病気はつらいことだったけど、それによって気づくことっていっぱいあるよね。
息子さんのLINE、エールさんのいうとおり、一生の宝物だね(*^_^*)。
2014.09.09 Tue (09:48) l Atsuko. URL l 編集
エールさんへ
次男のLINEを宝物と言ってくださって嬉しかったです(_ _)

次男と私の関係、私と母の関係も、エールさんとお母さまのように、どちらもそれまでよりも優しい関係になれたような気がします。
ちょっと傷があったところも修復してしまうくらいの貴重な出来事だったと思えます。
やっぱり良くも悪くも「ガン」の重さなんでしょうね。

エールさん、お仕事とこれから始まるイベントでお忙しいと思いますが、お母さまのためにもお身体大事にしてくださいね(^_-)-☆
貴重なお時間にコメントくださってありがとうございました。
2014.09.09 Tue (10:41) l サザン. URL l 編集
Atsukoさんへ
温かい言葉をありがとうございます。
次男はそれだけ私たちに迷惑や心配をかけてきたという反省の気持ちがあったんだと思います。
私が健康なままだったら、気づくこともなく終わることがたくさんあったはず。

Atsukoさんは人一倍心配性だから、自分の手術を目前に、息子さんたちのこともどれだけ気がかりだったろうと想像すると今更でもいたたまれません^^;
息子さんたちも頼りになるお父さんがいてくれたとはいえ、後ろ髪を引かれる思いだったでしょうね。
でも娘のいない私たち、お嫁さんのおかげで息子たちと疎遠にならずにいられることは本当に有りがたいことですね。
離れていてもご長男の想いがあるから、お嫁さんもAtsukoさんのことを大事にしてくれんでしょうね。

みんなそれぞれいろいろなドラマがありますね・・・
もうこれ以上どんでん返しがなく終わらせてほしいですが^^;
2014.09.09 Tue (12:08) l サザン. URL l 編集
こんばんは(^^)


サザンさんが大事に大事にしている
のがよくわかります。

嬉しい言葉がいっぱいですね・・・

こんな優しいラインが出来るなんて
素敵な次男さんですね

次男さんの「ガンって言われてこわかった!いなくなったらどうしよう」
って気持ちは、私も母がガンとわかったときに思いました。
私の母はその後わずか3ヶ月で逝ってしまいましたので何も伝えられなかった・・・
次男さんの、恥ずかしい!と言いながらも素直な気持ちと感謝を伝えるラインに羨ましく、感動です。

心温まるお話しをありがとう
ございました(*^_^*)
2014.09.09 Tue (20:05) l チエミ. URL l 編集
No title
サザンさん、Atsukoさん、息子さんやお嫁さんの素敵なお話を聞かせてくださってありがとうございました。
私は、お二人にお会いできたのでよ~くわかりますが、お二人とも本当に素敵な人です。
そのうえ、頑張り屋さんで、ほんとうに自分のことよりほかの人のことを心配なさるほど優しいの。
だから息子さんたちはもちろんですが、それぞれのお嫁さんも、お義母さんであるサザンさんとAtsukoさんのことがだ~いすきだと思います。
おふたりとも、息子さんがお二人で、まずは素晴らしいお嫁さんと、可愛い女の子のお孫さんに恵まれたなんて素敵です!
お二人が幸せだと本当にうれしい(^^♪
私も頑張っています♡


幸せのおすそ分けをありがとうございました。

2014.09.09 Tue (22:49) l るるこ. URL l 編集
チエミさんへ
おはようございます。

チエミさんはそんな急なお別れだったんですね。
私も父を肺がんで亡くしてますが、発覚してから5年もあったのに何も言えなかったんです。
亡くなってから、言ってあげればよかったことや訊きたかったことが次々に出てきて悔やんだりしたけど、いつも心で想ってることで解ってもらえてるような気がしています。
チエミさんのお母さまにもきっと伝わってると思います(●^o^●)

次男は誰にでも、良いことも悪いこともハッキリ言える性格だったので、この他にも忘れられない言葉がたくさんあります。
その度にショックを受けたり、喜んだりと振り回されましたが、いつも一番大事なことを言っていた感じがします。
それで私も成長できたところもあるような、ダメな母親です^^;
2014.09.10 Wed (11:14) l サザン. URL l 編集
るるこさんへ
あり余るお言葉ありがとうございます!
(勝手に)Atsukoさんと一緒にお礼を言わせていただきました^^;
るるこさんのおっしゃるように、幸せな環境の中にいる私たちです。
そして、そんなことを言っていただけると素直にうれしいです。
ですが、何をご謙遜を!
素敵な優しいご主人と息子さん、娘さん、、二人のお孫さんに囲まれて、お仕事も遊びも充実してるるるこさんのライフスタイルは私の憧れです。
るるこさんの魅力と、今までの頑張りがあったからこその栄華じゃないですか!

私もるるこさんがお元気なことが嬉しくて励みになります。
またお会いして、みんなで楽しい時間をすごせたらいいですね(#^.^#)
2014.09.10 Wed (12:05) l サザン. URL l 編集
No title
サザンさん、るるこさん、いつも本当にありがとうございます。<(_ _)>
サザンさんもるるこさんも本当に素敵な方で、知り合えたことに感謝です。
また、来年お会いできれば、嬉しいです(*^。^*)。
2014.09.10 Wed (14:18) l Atsuko. URL l 編集
Atsukoさんへ
私の方こそありがとうです♥
みんな同じ目標【寛解】に向かって頑張りましょう!!!

この間の、光GENJIはまだ見つからないんだけど、他の写真を載せておいたのでよかったら見てください(^^)/
2014.09.11 Thu (00:17) l サザン. URL l 編集
No title
すばらしいですね。
息子さん、ずっと、心の中でいろんなものをあっためてきたんでしょうね。
それを形にしてプレゼントしてくれたような。
読んだ方はみんな、やわらか〜い気持ちになったと思います。

こんなすてきなLINEもらえるサザンさんは幸せものです〜〜〜!
2014.09.14 Sun (11:54) l 木口マリ. URL l 編集
マリさんへ
子宮がんだけならまだしも、大腸がんにも罹ったことで 「もしかして・・・」 って悪い方に考えたんじゃないかなあ^^;
どうであれ幸せものですね。

みなさん温かくて、冬彦さんのようなイメージを持たれなかったことに(たぶん)感謝しております(^^)
2014.09.15 Mon (00:32) l サザン. URL l 編集
初めまして
他の癌の方の日記から飛んで来ました。
私は大腸がんが肝臓と肺に転移し 去年やっと病院へ行き手術をしました

息子さんのメールを読ませていただき 少し泣いてしまいました
とても羨ましいです

私は病気になってから寂しいという気持ちが やっとわかりました
それまでは一人が大好きでした
でも何度も余命宣告され 苦痛や恐怖を経験し 独りって怖い
そう思うようになりました…
いいな とても心強いですね

初めてのコメントなのに長々と失礼いたしました


2014.09.30 Tue (20:26) l coco. URL l 編集
cocoさんへ
はじめまして。
こんな息子に涙していただけてありがとうございます。

私は自分の親・兄弟や、夫・息子たちも、もちろん大切な存在ですが、子どもの頃から一人の時間も大好きでした。
子どもがいながら誰にも邪魔をされたくない時間が欲しいなんて、母親として異常なのでは?と思ったほどです。
でもcocoさんのおっしゃるように、病気になって人の温もりに癒されることを改めて感じました。
ですが・・・ 家族がいても孤独になり、淋しいときもあります。
この闘いは、やっぱりどうしたって自分一人の孤独な闘いなんだと思うんです。

cocoさんのブログ、全部ではありませんが拝見させていただきました。
cocoさんはきっと感性が豊かで、とっても繊細な心をお持ちなんでしょうね。
モルちゃん、とっても可愛い顔 ♥ 癒されますね。

環境は違いますが、私たちの目標は同じです。
コメントありがとうございました。 とっても嬉しかったです。
2014.10.01 Wed (23:21) l サザン. URL l 編集

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