私が結婚した頃の話しです。

闘病とは関係ないのですが、いつかこれを読むかもしれない人達のためにも、
記録しておきたいと思っていました。
なので興味のない方は閉じちゃってくださいね


夫とつきあい始めた高3の春、夫の家はおばあちゃん、お義父さん、小学6年生の弟の4人家族でした。 
お義母さんは夫が高1の時に肺線維症という難病で亡くなっていました。

唯一の女手だったおばあちゃんも、1年後の高校を卒業する頃に老衰で亡くなり
男3人だけの家族になってしまいました。


私は高校卒業後、正社員として勤めていましたが、休日は夫の家の家事を
手伝いに通うという生活が続いていました。
18~19で、一番遊びたい年頃でしたが、その頃は “大好きな夫の家族”
も大好きだったし、頼られてるのが嬉しくて全く苦ではありませんでした。
ただ、たちカップルとの付き合いが減ったのは辛かったけど

そんな生活が1年半くらい過ぎた頃、これなら一緒に暮らした方がラクかも
と、いうことで早い結婚となったわけです。
同居を経験したことがない私の両親は、19で同居する娘を案じていましたが、
私は全く不安はなく、結婚と同時に夫の家に入りました。
夫がいればそれだけで幸せでした     → その頃は


お義父さんは長男として生まれ、弟が一人と妹が二人いました。
由緒ある名家でもないのに、昔ながらの本家・長男を奉る風習のある家でした。
仏様の年間行事や檀家としてのお寺との付き合いは、仏壇が実家になかった
私には未知の世界で、一番四苦八苦したところでしたが、若さゆえの無垢な
心で、素直に叔母たちに学びました。
みんなが、子どものように若い私を本家にきた嫁として可愛がってはくれました
が 「可愛さ余って憎さ百倍」 のようなところもあり、叔母達は私にとって厳しい
姑のような存在でした。

日中私が一人しかいない家にも、実家だからと遠慮することもなく毎日のように
姉妹揃って来ては、私とお喋りをして帰って行く。
私には何も楽しくない苦痛の時間で、叔母の足であるワーゲンのエンジン音が
聞こえただけで胃痙攣を起こすほどになってしまいましたが、そんなことは微塵
も感じさせないよう、“いい嫁” を演じていました。
結婚って、そんなものと思っていたので。
とにかく我慢!我慢!我慢!  我慢の連続でした。

母には心配させたくなかったので、母の前では平和そうにしていました。
今思うと、なんて健気でしっかりした19歳だったのか
何もわからないうちに結婚して正解でした。

それでも私が耐えてこれたのは、何でも包み隠さずに言えることのできる
がいてくれたからです。
二人に聞いてもらうだけでまた頑張れました。
そして夫と、その後生まれてきた息子たちの存在。
かけがえのないものは私を強く、たくましく成長させてくれました。


弟は9歳のときに母親に死なれ、13歳のときに私が入ってきた特殊な環境
からか、結婚当初は反抗期で、私は大きいお腹を抱えて何度学校に出向い
たか。
でも、本当の兄弟のように言いたいことを言い合えた分、仲も良かったです。
私たちの長男や次男のことも可愛がり、面倒もよくみてくれました。

弟が高3のとき、車の免許を取りたてで事故を起こしたことがあります。
ちょうどその時間、お風呂で体を洗っていたら右手と右足に突然激痛が
わけがわからず、しばらくうずくまっていたら、夫が血相を変えてきて
〇〇が事故ったから今から行ってくる!」と。
弟は右側を強打して複雑骨折をし、生死の境を彷徨うほどの重体でした。
血は繋がっていなくても、こういうことってあるんだ  と知りました。
奇跡的に命を取り留め、3か月の入院を経て無事に家に帰って来たとき、
私には一生頭が上がらないと言っていた弟でしたが・・・

結婚して家を出てから人が変わってしまい・・・
お義父さんや親戚の人たちを巻き込んで、兄である夫を裏切ることに。


私たちは22年間の同居生活にピリオドを打ち、家を出ました。
あれから10年。 
一昨年私の癌がわかったとき、つくづく今であって良かったと思いました。
あの家で闘病なんてとても考えられない・・・
あの人たちには絶対に知られたくない、意地のようなものもあります。

癌が発覚した時、次男が 「なんで一番苦労してきたババアなんだよ
って悔しがってたっけ
そうそう! だから意地でも私は負けるわけにはいかないのです。

そして息子のそういう言葉は、
全てを帳消しにしてくれるほどのパワーがありました。



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2013.09.23 Mon (20:29) l 17.日常のいろいろ l コメント (8) トラックバック (0) l top

コメント

No title
サザンさん、苦労されたのですね~~~~。
(><)
若くて同居なんて、それはそれはものすごく大変だと思います。それに親戚も来るなんて・・・・・

いい息子さんでよかったですね。(^^)
負けるわけにいきませんよね。
その方たちより長生きしなきゃ!v-91

私も、20歳頃結婚して、25歳で出産し、36歳で離婚して、その後再婚して、現在また、色々もめてる最中で、・・・・・色々ありますよね。
(^^;)
なんだか、そういう気苦労が「がん」を呼んでしまったのかなあなんて時々思うのですが、・・・・

でも、何が起こっても、必ず這い上がってきたので
七転び八起きの人生です。v-222

負けずに頑張りましょうね!!!!
(^^)/v-238
2013.09.24 Tue (15:45) l KERO. URL l 編集
No title
サザンさん、本当に頑張ってこられたのですね(涙)KEROさんもいろいろご苦労されたのですね。
私も最初の結婚では大変な思いをしました。
20年以上も我慢してきましたが、やっとのことで離婚して、5年前に今の主人と再婚しました。
KEROさん同様に、それでもいろいろありますが、私にとっては今が人生で一番幸せかもしれません。
病気のこともありますが、私も七転び八起きの精神で頑張っていきますね。


2013.09.24 Tue (16:54) l るるこ. URL l 編集
KEROさん
同居って、本当に簡単なことではありません。
夫がいつも「悪いな」「ごめんな」と言って大事にしてくれたことが、
地獄の中でせめてもの救いでした。
息子たちも、何も言わなくても自分の判断で私をかばってくれてたし。
なので今は、無駄なことは一つもなかったと思いたいです。

KEROさんも大変でしたね。
過ぎた過去は仕方ないとして、KEROさんと知り合った今は、一日も早く
幸せになってほしいです。

何回も何回も這い上がって頑張ってください!
私も負けずに頑張りますっe-281
2013.09.24 Tue (19:39) l サザン. URL l 編集
るるこさん
るるこさんも色々あったのでしょうね。
私はどうにか離婚することなく来れましたが、離婚することは
決してマイナスなことばかりじゃないと思ってます。
今が一番幸せと思えて、ほんとに良かったですね。
2013.09.24 Tue (19:50) l サザン. URL l 編集
No title
サザンさん、本当にたいへんだったんですね。
でも、本当にすごいです。19才の時からなんて。
私も長男の嫁なので、いろいろありました。
実家の母に「長男に嫁ぐかぎりは、たいへんなことも多いけど、がんばりなさい。」と送り出されました。
その言葉があったので、いろいろあっても、自分が選んだことだから、しかたないかな・・・。と思ってやってきました。
ただ、義父をみおくり、義母はアルツハイマーになり、介護があるとはいえ、精神的にはやっと解放された時期(義母さん、ごめんね)の病気だったので、正直くやしい思いでした。
でも、みなさんのコメントを読ませてもらって、人それぞれ苦労があり、それでもみんな前を向いて頑張ってるんだって思うと、ちょっとクヨクヨしてた自分が情けないです。
みんながいて、本当にうれしいです。シ・ア・ワ・セ。
2013.09.24 Tue (20:22) l Atsuko. URL l 編集
Atsukoさん
Atsukoさんのご主人もご長男でしたか。
娘を嫁に出すお母さまの決心を想像すると切なくなりました。
Atsukoさんもまたいろいろなご苦労があったんですね。
介護の大変さはよく耳にしますので、ただただ尊敬です。

何事もない穏便な人生なんてのは滅多になくて、みんな何かしらの
苦労を背負って生きているものです。
私も自分だけじゃなかったと、勇気づけられました。
これからまだまだ試練が待ち構えてるのかもしれないけれど、
みんな一緒に立ち向かっていきましょうね(^^)/
2013.09.24 Tue (21:24) l サザン. URL l 編集
No title
まだ28歳未婚の私ですが、読んでいて涙が出てきました。
私も自称イマドキの子だったので、同居なんて(ヾノ・∀・`)ムリムリ考えられない!というタイプだったんですが
最近は…なんか違うんですよね不思議な事に。
大切な相方の大切な家族であれば…なんて思うようになってきたのです。
実際にそうなってしまったら、(子供も生まれないですし特にw)サザンさんの書かれているような苦労もあるのだろうな~とふと考えました。
とってもとっても色んな経験を経て、今のサザンさんは存在しているんですね。
私も友人は大切にしようって改めて思いました(*´ω`*)ありがとうございます
2013.09.24 Tue (23:04) l ゆに. URL l 編集
ゆにさん
私は何もわからないまま同居生活を始めてしまいましたが、やっぱり相当の覚悟が必要だと思います。
何かもめ事があったとき、自分の家族とは修復できることでも、悲しいことになかなか難しくなります。

私の場合も含め、今までいろいろ見てきた中で、一番のキーマンになるのは、間に入るゆにさんのご主人になる人だと思います。
ゆにさんにも、自分の親や兄妹にも、言わなければいけないことをちゃんと言えるかどうか。
そこがしっかりしてないと同居はうまくいかないと思います。
たいがいの長男は優しすぎて、プレッシャーに弱そうな気が・・・
長男と次男がいるお家をみると、次男の方が同居に向いてると思いません?(笑)

友達は大切です。 
良し悪しをはっきり言い合える関係を築いてくださいね。
2013.09.25 Wed (10:53) l サザン. URL l 編集

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