2011/4/1

抗がん剤投与、翌日の今朝も何も変わらず普段通りです。
ですが耳栓は全く役に立たず・・・  今朝も寝不足です。

起床前の5時半。
看護師さんがベッドにきて採血2本
洗顔、トイレ、朝食、回診、昼食。  
普通すぎる午前中の流れです。

午後2時。
手術から1か月半、ずっと入れっぱなしになっていた尿道カテーテルがついに取れました
 
抗がん剤投与の時は
「点滴などで尿量が増えるため」
「正確な尿量を知るため」
「頻回にトイレに行くことによる点滴漏れのトラブルをなくすため」

などの理由で尿のカテーテルを入れると説明がありましたが、なぜ今まで入れっぱなしだったのかは未だに謎です。
投与直前に入れてもよかったのでは 

私の場合、膀胱と腎臓の間の尿管に橋渡しをしている尿管ステントが入っているので、その関係があったのでしょうか?
この疑問は治療後半年以上も経ってから・・・というか、最近になって同じ体験をされた方のブログを見て感じたことで、このときは全く何も考えていませんでした。

処置は病室のベッドの上で簡単に終わりました。
管が抜ける時に少し痛みがあっただけです。
でもこの1か月半、お風呂もトイレも寝るのもお出かけもずーっと一緒で煩わしかったので、このときの解放感はほんとに嬉しかったです。

けれど同時に排尿訓練が始まり、それはそれで大変でした。
カテーテルを抜いた後、すぐに看護師さんとトイレへ。
看護師さんに見られながら紙コップをあてておしっこを出します。
今更恥も外聞もありませんが、やっぱりとても恥ずかしかったです。
この時は管を抜いたばかりで尿が溜まっていないのもあり、自尿0。 

そして看護師さんに指導されながら、いよいよ初導尿! 
鏡で尿道を確認しカテーテルを尿道に挿します。
カテーテルは細くて硬くて痛そうで・・・ 恐る恐る入り口に入れたら、
「それじゃあ出てこないわよ!」
と言われ、更に深く挿すと・・・  
ちゃんと出てきました!
かなり深く挿しましたが痛みどころか無感覚でビックリ。
そして笑われるほど、ものすごい前傾姿勢で見入ってしまいました。

初めての導尿はバタバタだったけどなんとかクリア。
明日の退院までに一人でできるようにマスターしなければいけないので必死でした。

その後、体についていたものが全て無くなってさっぱりしたところでシャワーを浴びました。 
なにしろ “自分の体だけ” は手術の朝から1か月半ぶり!
管や尿バッグを気にしないでのシャワーが妙に手持ち無沙汰というか、変な感じでした。



夕方、母と長男、時間差でMとCが来てくれました。
みんなやはり普通の私に驚いていました。 
ただ、みんなに顔と首が赤いことを指摘されましたが、自分では全くわからず・・・

ところが! みんなが帰って夕食が終わった頃から赤味だけでなく痒みまで出てきたので看護師さんに言ってみると・・・
病棟の医師3人が少し慌てたようすで来たのでビックリ
「呼吸は普通にできますか?」 
と、聞かれたので深呼吸してみましたが全く問題ありません。 
アレルギーを心配されたようで内服薬が出ましたが、服用後すぐに治まりました。  
大事に至らなくてよかったです。



19時、2度目の導尿。
ナースステーションにいる看護師さんにお願いして一緒にやってもらうことになっていました。
今回は見ててもらうだけにしました。 

まずは自尿。 
全く尿意はなく、出る気配もありません・・・ 
でも少し腹圧をかけたら70ml出ました。
その後カテーテルを挿し、膀胱に残っている尿を出します。  
一番大事 と何回も言われた手洗い、清浄綿や鏡や紙コップの準備、神経を使っての導尿、カテーテルの洗浄。    
ふぅ・・・
たかがおしっこを出すだけなのに頭が混乱して疲れ果ててしまいました。
こんなことしてらんない! もっと要領よくやらなくちゃ!
長丁場になるのが予測できて焦っていたような気がします。
 


とりあえず一仕事終えてベッドに横になり、ホッとしたのも束の間・・・
その後すぐに背中と腰の痛みが出はじめ、間もなく我慢ができないくらいの痛みに変わりました!!!
熱が出たときの関節の痛みのもっともっと酷い感じ?  

この時はわけがわかりませんでしたが、これが私が一番辛かった、副作用による “関節痛” “筋肉痛” の始まりでした。
看護師さんに言ったら 「座薬を入れましょう」 と言ってくれたものの、待てど暮らせど来てくれず、2時間悶えてました
忙しいのだろうと我慢してましたが、忘れてただけだったようなので催促すればよかったです。

とっくに消灯時間が過ぎてたけど、座薬を入れたら少しラクになり、眠ることができました。



この日、昨日の役立たずの耳栓のことをMに言ったら 「これいいよ!」 と、スポンジタイプの物を持って来てくれました。
潰して耳の中に入れた後、耳の中で広がって隙間がなくなる優れものでした!  

もう一人の方は、再度看護師さんに訴えて病室を変えてもらって引っ越して行きました~

 
2011.04.01 Fri (00:00) l 5. 化学療法(TC6回) l コメント (0) トラックバック (0) l top
2011/4/2

連日のいびき攻撃で寝不足だったのと、新しい耳栓が効力を発したのと、昨夜の座薬が効いたのとで爆睡したらしく、眠りについて間もなく大量のおねしょをしてしまいました!

尿のカテーテルが取れてから全く尿意がなく、自尿もやっとの思いで少し出ただけだったので、このおねしょには本当に驚きました

自分の意志で尿が出せなくなるのは覚悟してたのですが、まさか出るのもわからなくなるなんて・・・ 
完全に神経が壊れてしまったようです

夜中にシーツ交換をしてもらいましたが超~恥かしかったです。
「カテーテルを抜いた直後はよくあるから大丈夫!」
と、嫌な顔ひとつ見せずに仕事をしてくれる看護師さんがマリア様に見えました。

その後、2時の導尿の時間に起こされたときも深い眠りから覚めた感じだったので、どれだけ眠かったんでしょうか?

今回も看護師さんには見ててもらうだけにして自分でやってみましたが、3回目なので少しだけ手際よくできるようになりました。
自尿20ml、残尿350mlでした。  
おねしょでたくさん出たのにけっこう溜まっててビックリです。

朝7時の導尿は看護師さんを呼ばずに一人で挑戦。 
なにしろ昼には退院なので真剣です。 でもなんとかマスターできました

トイレから戻ってきた頃から座薬の効き目が切れたらしく、また背中と腰の痛みが襲ってきて、8時の朝食は全く手をつけられないくらいになっていました。 
私もですが、いつも配膳に来られるスタッフの方も私がごはんを丸々残したことに驚きを隠せない様子でした。 
痛みで食べれないって・・・人生初めての経験です

10時頃、やっと病棟の医師がきたので鎮痛剤のロキソニンを処方してもらい、すぐに服用。  
痛みが和らいだら急にお腹が空いてきて辛かったです。

そして抗がん剤の副作用の注意や退院後の指導を受け、昼前に退院しました。

帰る途中、ドラッグストアに寄って導尿のときに使う洗浄綿と、おねしょ対策に尿取りパッドを買いました。 
でも看護師さんに言われたように、おねしょは後にも先にもこの1回だけでした。  
尿取りパッド、高かったので悔しい~!

投与後2日目の今日の副作用は筋肉痛と食欲不振くらいで、嘔吐も吐き気もありませんでした。



2011.04.02 Sat (00:00) l 5. 化学療法(TC6回) l コメント (0) トラックバック (0) l top
2011/4/13

抗がん剤の副作用は、筋肉痛と食欲不振が投与後2日目~6日目までありましたが、それ以降は普通の体調でした。
痛み止めのロキソニンを朝1回飲めば、スッキリしないまでもなんとか翌朝まで効いているという感じでした。

肌がカサカサになりましたが、9日目に治まりました。

脱毛は、10日目に襟足の髪の毛をすくったときに抜けたものがた~っくさん手についたのが始まりで、17日目、18日目のお風呂のときに一気に抜けました。
薬のせいだし、治療が終わればまた生えてくるので、私は悲観することはなかったです。

就寝時の抜け毛対策に、食品工場などで被るような不織布の帽子を作業着屋さんで買って用意していましたが、私はお風呂以外ではバラバラと抜けることはなく、1回も使わずに終わりました。

家ではニット帽を被ってましたが、息子たちや I ちゃんや母が見たがるので、チラっと見せて大サービス!
長男は見たがるくせに毎回 「うわぁぁぁ・・・」 と引いて失礼です


おしっこの方はずっと自尿0のままです。 
ちょっと力を入れてみても全く出ません。 もう気配すらなく・・・
一生導尿の場合もあるそうですが、私がそうかも・・・
手術の時に失った神経のせい。
でも他の神経が代わりの役目を果たすようになるとのこと。
 
この病気になって人間の体の素晴らしい回復力、治癒力をたくさん体験してきましたが、これだけは神経が繋がっていく様子を見ることもできず、信じがたいことです。
私はいつ頃その神経が繋がって、膀胱の機能が回復するのだろうか?  
髪の毛よりも、転移・再発よりも、1日中おしっこのことで頭の中がいっぱいでした。

導尿は病院では鏡を使っていましたが、毎回毎回そんな面倒なことをしてられないので、退院してすぐに自分でコツを掴みました!
露骨ですが、1度クリトリスに (すみません、他に目印がないので)カテーテルを当てる感じで、そのまま尿道の方へと滑らせます。  
真下から入れるとなると鏡が必要ですが、これなら自然と導かれるように入っていきます。
かなり時間の短縮ができて、導尿の煩わしさも軽くなりました


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そして今日は最初の抗がん剤投与後、初めての外来でした。
採血、採尿を済ませて婦人科の受付に。 
10時の予約でしたが順番がきたのは2時間後の12時でした。  
診察室前のベンチは空いているところを探すのがやっとです。 

M先生は腫瘍科専門なので、ここにいるのは子宮がん、卵巣がんの方ばかりです。  
やはり年配の方が多く、みなさんご主人だったり娘さんだったりが付き添われています。 
毎回のことですが、長い待ち時間に不平不満を言う人は誰一人いません。 
M先生を頼って診てもらいに来てるのであたりまえですが、そんな秩序ある雰囲気と、診察室の丸椅子の数に病気の重さを感じます。


本日の検査結果 ( )は基準値
   白血球 4.3(4.0~8.0)  
   赤血球 4.35(3.8~4.8)
   ヘモグロビン 12.1(11.5~15.5)  
   血小板 25.8(14.0~40.0)
   好中球 2339(4000~7000)  
   CRP 0.73(0.3以下)
   腫瘍マーカー  CEA 1.2(5以下)  CA125 144.2(35以下)
   CA19-9 11.7(30以下)


M先生   どう? 落ち着いた?

      はい、落ち着きました。

M先生   検査の結果はいいですね。 腎臓も膀胱もいいし。


CA125は驚きの数値ですが、術後の炎症反応で問題ないとのこと。
そして今日もお決まりの内診。 
今日も膣の入り口付近の細胞を採ったようです。     


M先生   次、おしり入れますよ~

      おならが溜まってると思うのでゆっくり入れてください!
                        ひぇ~!自分で言ってビックリ!
M先生   大丈夫? 痛くない?


そう言ってくださいましたが指を抜くときは速く・・・  痔が出ました


M先生   膣もきれいだから、もうお風呂もも大丈夫ですよ。

      ・・・  まだそんな気になれません!     → おしり痛い(泣)

M先生   いや・・・ すぐじゃなくても・・・ そういう気持ちになったらと
        いう意味で・・・  ゴニョゴニョ・・・


真面目なM先生の、真面目な返答にまたまた人柄が  
でも・・・って言った~    いつか言われると思ってたけど、てっきり 夫婦生活 とか言うのかと思ってたので意外でした。

おしっこの状況も聞かれ、
「膀胱に変な筋肉がついてしまうので絶対に力を入れてはいけない。  そのうち必ず出るようになる。  インターネットは情報が錯綜してるのであまり見ない方がいい。」

等々言われました。

そして、
「これを飲むと出るようになる人もいるから」
と、ウブレチドが処方されました   
膀胱の収縮を助けてくれる薬だそうです。  
薬にも期待しちゃいますが、医龍みたいに手術シーンを思い出しているかのような手つきで 
「あなた必ず出るようになるから!」 
という先生の力強い言葉に、不安がスーーーっと消えました。


診察室を出て婦人科の受付に向かう途中、
「サザンさん、サザンさん、2番の診察室にお入りください」
というアナウンス!
何?何?と、小走りで診察室に戻ると・・・
「他の患者さんの処方箋と間違えちゃった」 
と、テレ笑いのM先生。 
いつも落ち着いてる先生からは想像もできない茶目っぷり。

疲れてる先生に、裏山の満開の桜を見せてあげたかったです



2011.04.13 Wed (00:00) l 5. 化学療法(TC6回) l コメント (0) トラックバック (0) l top
2011/4/22

1回目の投与からちょうど3週間。 
今日は2回目の抗がん剤投与の日です 
いつものように採血、採尿を終え婦人科へ。

今日の2回目から6回目の終了までの化学療法期間中はE先生が担当になります。
E先生はM先生のチームの一員なので、入院中の回診の時に何度かお顔を拝見していました。

本日の検査結果 ( )は基準値
  白血球 9.3 (4.0~8.0)  
  赤血球 4.43 (3.8~4.8)
  ヘモグロビン 12.3 (11.5~15.5)  
  血小板 25.7 (14.0~40.0)
  好中球 6658 (4000~7000)  
  CRP 1.25 (0.3以下)

CRPが高めだったので1週間分のクラビットという抗生剤が処方されましたが、他の数値に問題はなく、予定通り治療実施となりました。

前回は初回だったので入院しましたが、今回から通院での治療になったので、ちょっととまどいました。
婦人科を出て階の違う外来化学療法室に移動し、受付を済ませてE先生がオーダーした治療薬が運ばれてくるのを待ちます。
その間、約1時間ほどあるので院内用のPHSを持たされ、呼び出し音が鳴るのを待ちます。

地下のコンビニでお昼ごはん を買って、なつかしい婦人科病棟のラウンジで食べました。 
まだ面会時間前なので誰もいません。 
受付で渡された吐き気止めのベナ錠を食後に飲み、トイレや化粧直しが終わった時、ちょうど呼び出し音が鳴りました。

外来化学療法室にはDVD内蔵のテレビ付きリクライニングシートが簡単な衝立で仕切られてズラリと並んでいます。 
持参したイヤホン、500ccのペットボトルのお茶を準備して待機。
そしてやっと専属の医師、看護師さんにより点滴が始まります。
何故か1回目のときのような酔った感じはありませんでしたが、眠いのは同じで、テレビはほとんど観れなかったです。

点滴が始まってから終わるまでちょうど5時間かかり、全部埋まっていたリクライニングシートは私を含めて3人だけになっていました。

この5時間の間に約1リットルの点滴と500ccのお茶で、尿意がないながらも膀胱がパンパンになるのがわかり2回トイレに行きました。
室内の一角に2つのトイレがあるのですが、中に手洗いが備え付けられているので、ちゃんと導尿のカテーテルも洗えました。
ただ、いつも病棟のトイレに備わっているような計量できる紙コップがなく、尿量を測れずに困りました。 

私のように導尿をしてる患者さんは他にもいらっしゃるはず・・・ 
通院治療の条件の一つに、“1日1リットル以上の飲水が可能なこと” と謳われているくらい抗がん剤と尿量って重要なはずなのに・・・? 

アルコール成分が入っているので、もちろん車の運転はできず、夫に迎えに来てもらって帰りました

今日はまだ何の副作用もでていませんが、前回と同じならあさって辺りからあの筋肉痛が始まるのでしょうか・・・

先日M先生が出して下さったウブレチドは翌日から毎朝飲んでいますが、残念なことに私の膀胱には全く反応しません。
でも一昨日、排便のときに50mlほど出ました。 
久しぶりに尿道を伝って出てくる感覚・・・   
「あ~尿道の神経は健在だ!」 とわかり、それだけでも嬉しかったです。

昨日は、少し力を入れてしまいましたが、2回ほど100mlくらい出ました。 
少しはの効果が表れ始めたのでしょうか・・・



2011.04.22 Fri (00:00) l 5. 化学療法(TC6回) l コメント (0) トラックバック (0) l top