2011/3/9

膣とおしりの奥の痛みはあれから相変わらずです。
うんちもスッキリ出ていません。
今月に入ってから尿のバッグの中に、雲みたいな白いフワフワしたものや、小さい血の塊などが混ざるようになりました。 
嫌でもバッグの中が見えてしまうので 「気持ち悪っ!」 と思いながらも、じっくり観察してしまいます

7日は私の誕生日でしたが、よりによってこの日から原因不明の熱が出はじめました。
喉が痛いので風邪のような気もするし、おしっこの浮遊物から膀胱炎?のような気もします。
とりあえず退院時にもらったロキソニンで熱を下げ、退院後の診察が近いので、様子をみることにしました。

体調は最悪の誕生日だったけど、友達やその娘たち、息子の友達からもお祝いのがたくさん届き、幸せな1日でした。
今年はみんな優しい~ 笑

夜には長男と I ちゃんがケーキを持って来てくれました
結婚と赤ちゃんの順番が逆になってしまいましたが、二人は3日の雛祭りの日に入籍し、長男は I ちゃんのアパートに越して行ったばかりでした。
短い時間でしたが、平日なのにわざわざ来てくれたことが嬉しかったです。 
朝早く仕事に出る夫はとっくに寝ていたので、3人でのお祝いでした。


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そして本日9日は、退院後初めてのM先生の診察の日でした
手術の詳細は退院の前日にU先生から聞かされたこととほとんど同じ内容でしたが、やっとM先生の口から聞けるので耳をダンボにし、聞き逃さないように必死でした。

電子カルテからプリントアウトしたものを見せられました。
“病理組織検査報告書” と “細胞診断報告書”
それと摘出した子宮、卵巣、卵管、大網の写真でした。

子宮は広げられ、昆虫の標本のように何本かのピンで留めてありました。 
その状態で約7cmの、イメージよりも小さな子宮でした。

腫瘍はM先生の最初の診察のときに取っていたので、子宮の中にはありませんでしたが、腫瘍があった場所は潰瘍のようにただれて写っていました。
写真はモノクロだったけど生々しかったです。

術後に実物を見せられた息子たちと妹はどんな気持ちだったのか。
次男が「なんかムニュムニュしたのがあった 
と言っていたのは大網だったようです。 

この病理組織検査報告書の所見によると、

 ・組織型は類内膜腺がんの線扁平上皮癌
 ・組織分化度(顔つき)は高分化のグレード1
 ・筋層浸潤(くい込み度)は一番浅いaランク
 ・血管・リンパ管への脈管侵襲なし
 ・両側卵巣・卵管・大網・リンパ節に悪性像は認められない
 ・腫瘍の大きさ32mm


以上から、子宮体癌Ib2期 という臨床診断がでました。
腫瘍があった場所が頸部に近かったため、最初は頸がんという診断でしたが、組織型から体癌になるそうです。

正直なところ、頸がんだろうが体癌だろうが、もう手術も終わっているのでどちらでもよかったです。
もしかしたら予後に違いがあるのかもしれませんが、特に調べることはしませんでした。

そしてもうひとつの細胞診断報告書。
ダグラス窩腹水、クラスVの陽性 という診断。

このため、現在のガイドラインではステージはⅢa期 になります。
なので化学療法の追加治療を受けることになったわけですが、私のように他に転移がなく腹水のみ陽性だった場合は予後が良く、ガイドラインの見直しが検討されているとのことです。

M先生から 「このステージは気にしなくていい」 と言われました。
そしてU先生と同じく、良い結果だったことを伝えられました

ネットで検索したら確かにそのような文献があり、少し安心しました。

本来なら診察の後、化学療法の日程を決めてCTを撮って帰るはずだったのですが、熱が続いていることを言うと、CTの前に採血をして、全部終わったらもう1度診察室に来るようにと言われました。
まだ少し溜まっているリンパ液や、尿道カテーテルの細菌感染からの熱が疑われたようです。

今日の血液検査の結果 ( )は基準値
白血球 10.2(4.0~8.0)  CRP 6.84(0.3以下) という数値から、風邪も考えられると言われました。 
どちらにしても炎症反応が高いので、この後抗生剤の点滴を受け、1週間分の内服薬をもらって帰ってきました。 
しっかり1週間服用して、また来週の診察となりました。

当然、化学療法の開始も1週間先に延びるわけで・・・ 
とっとと終わらせたかったので、この熱がもどかしかったです。


2011.03.09 Wed (00:00) l 6. 子宮体がん l コメント (0) トラックバック (0) l top
2011/3/16

先週4日間続いた38度の熱は点滴が効いて翌日には平熱になりました。 
でもM先生の言いつけを守って、抗生剤は耐性がつかないように、しっかり1週間飲み切りました。
今日はその成果を確認するための診察でへ。


今日の血液検査の結果 ( )基準値
白血球 7.2(4.0~8.0)  CRP 0.52(0.3以下) 
気持ちよく下がっていました!


M先生   あなた若いから回復が早い。   → 体癌だと50でも若くなる 

      お腹の右側が腫れてて痛みもあるんですけど・・・

M先生   リンパ液が行き場を探してるからね~ そのうち治まりますよ。

      胃が張った感じもとれないんですけど・・・

M先生   まだ術後1か月だからね。これもそのうち治まりますよ。
       焦らなくていいです。
       抗がん剤の副作用のこと、ここに怖いこと色々書いてあるから家で
       よく読んでおいてください。
       さて、いつからやりますか?


      いつからでもいいです。

M先生   じゃあ30日に入院して31日にやりましょう。
       最初の1回だけはアレルギー反応を見るために入院してもらいます。
       30日まで2週間あるからね、ゆっくり休んでください。



もう十分休みました。 先生こそゆっくり休んでほしい。
私の無駄に余る時間を分けてあげたいくらいです。

この病院以外の施設にも診療に行かれたり、手術に行かれたり。
いくつもの学会の総会や、セミナーへの参加。 
週休2日なんてとんでもないですよね。 
ご自分のための休息日なんてあるのでしょうか・・・ 
アグレッシブな気持ちが素敵で、ほんとうに尊敬します。


M先生    あ、それから、僕が今まで診てきた中で、サザンさんと同じ症例で
        再発した人は一人もいませんよ。


                  
                     


なんということでしょう  こんな言葉が聞けるなんて
ダグラス窩腹水に陽性反応が出て、ステージが3a期に跳ね上がったとき、それは気にしなくていいと言われました。
でも、そうは言っても敵はがん細胞    油断はできない!
気がつけばダグラス窩の辺りを何度もさすっていました。

何百例も診てきた先生の言葉だから何も考えずに真に受けたい。
でも、例外があるということもちゃんとわかってます。
だからもし再発になっても先生の言葉を責めたりしません。
こうして予防線を張る自分が悲しいのですが・・・

でも・・・  でも・・・  とりあえずやっぱり嬉しいーーー



診察室を出てすぐに母、M、Cにメールをしました。 
みんなの飛び上がりそうな喜びが伝わってきて、このときは予防線を緩めて素直に喜びました!


2011.03.16 Wed (00:00) l 6. 子宮体がん l コメント (2) トラックバック (0) l top
2011/3/24

19日(土)はお彼岸のお墓参りに行きました。
ランチをしたり、ドラッグストアやスーパーで大量の買い物をしたりと1日動いてましたが、疲れも浮腫みもありませんでした。
だいぶ体力が回復してきたのを感じられます。

うんちの方は、退院後しばらくは病棟で処方されたマグラックスを服用していましたが、いまいちすっきり出なかったので、15年間お世話になっているセンナ抹という漢方の便秘薬に変えました。
錠剤と違って粉末なので、量の調節次第で便の硬さが変わってしまいますが、くせにもならないし胃も荒れないので、毎日飲んで毎日たくさん出してました。 
宿便なんてないんじゃないか?というくらい気持ちよくスッキリでます。
これがなかったら生きていけないくらい大事なものです!

うんちがスムーズに出るようになったらお腹の痛みもなくなり、胃の辺りもスッキリしてきて、体重も手術の前に戻りました。
化学療法が始まる前に排便の問題がクリアになってよかったです


24日(木)はネットでウイッグの注文をしました。
頭頂部がネットになっていて、後ろの髪や前髪をクリップで留めるタイプの、一応医療用のものですが1万円弱と安価でした。
髪の抜ける段階、生えてくる段階に応じて、締め付け調節可能というところが決め手になり購入しました。

ただ、思っていたよりも茶髪でビックリ!   ・・・というか金髪
でも帽子を被るし、辛い治療中このくらい遊んでもいいかな?と、冒険することにしました。
息子たちからは大ブーイングでしたが・・・
聞こえない! 聞こえない!

ウイッグの準備が整ったらやっと落ち着きました。 
これでいつ禿げても大丈夫!
ウイッグひとつで抗がん剤に臨む覚悟ができたことが自分でも予想外で、ちょっと驚きでした。


2011.03.24 Thu (00:00) l 17.日常のいろいろ l コメント (2) トラックバック (0) l top
2011/3/31

手術から1か月半が経ちました。 
今日から始まる化学療法のため、昨日の午後入院しました

私が受けるのは、タキソール(パクリタキセル)と、カルボプラチンの2種類の薬を使ったTC療法というものです。  
3週間毎に6回投与します。
投与してから2週間目に血液検査と尿検査をして骨髄抑制をチェックします。
そしてその1週間後に同じ検査をして、数値に問題がなければ治療の実施となります。 これが6回繰り返されます。
初回はアレルギー反応を見るために入院で行われますが、2回目以降は通院での治療となります。

今回は一般室が空いてなかったので、室内にシャワーがある個室タイプの4人部屋になりました。 
シャワーがあるというだけで室料が発生します(笑)  
たった4日間なので仕方ないですが


朝8時。
1か月半前と変わらない朝食時の教授回診。  
すでに懐かしい
M先生とは16日の外来以来でしたが、先に入って来られたU先生の

「サザンさんお久しぶりです! お元気そうで!」 

の挨拶の後、どなたかの先生の、

「抗がん剤、ガンバッテくださいね!」 

で、お隣のベッドへ移動・・・
M先生とはとうとう一言もお話ができませんでした


8時30分。
U先生が来られて、左腕に点滴の針が入りました。
緊張しましたが、これはまだ生理食塩水でした。 
でもこの後このまま抗がん剤が入ると言われ、思わず針が刺さっている所を凝視してしまいました。

薬が血管外へ漏れると、周囲の組織が腐ってしまうというくらい毒性の強いものが入るのです。 
留めたテープも厳重でした。

処置をしながらU先生が、4月1日・・・明日から別の病院へ移動になることを報告してくださいました。
U先生は主治医ではありませんが、この病院で初めて診ていただいた先生。  
ガンであることを初めて告げられた先生。 
術後の結果を初めて教えていただいたのもU先生でした。
手術が終わって退院してからはお会いすることもありませんでしたが、この病院からいなくなってしまうのはとても心細いです。

医師とはいえ今時の若い人なのに、とてもきれいな日本語を使われる素敵な女性でした。 
活躍されることを願います!


そして生理食塩水・吐き気止めの点滴の後、心電図・酸素濃度計・血圧計などを物々しく付けられ、いよいよ抗がん剤が体の中に・・・
眠っている間に終わる手術より、はるかに怖かったです。

最初のタキソールはビール500mlに相当するアルコールが含まれていると聞かされた通り、投与後すぐに鼻からアルコールの臭い。 
ベッドに寝てるのにフワフワして完全に酔っていました。

母に用があり、メールしようと手に持った携帯は、結局送信できずに終わりました。  たった20文字程度が打てませんでした!  
途中で昼食もあり、しっかり完食したのですが、それ以外はほとんど寝てたようです。 
普段全くと言っていいほどアルコールを飲まないので、こんなに酔ったのも初めての経験でした。


16時30分。
全ての点滴が終わり、面会に来た夫と母とラウンジへ。
差し入れに持ってきてくれたなどを平らげて驚かせました。 
抗がん剤=嘔吐という先入観があるので、吐き気どころか食欲のある私に安心した様子でした。

全く異変が起こらない事に、誰より私が一番驚いていましたが・・・
とにかく無事に終わって本当によかったです。


ところでこのお部屋、4人のうちの2人のいびきがかなり大きく・・・
今朝はちょっと睡眠不足気味でありました。 
私の他のもう一人の方は看護師さんに相談されてましたが、特に対処はなさそうでガッカリされてました。
私は前回の入院の時に、用意はしたけれど出番のなかった耳栓を夫に持って来てもらったので、今夜はそれに期待します!
どうか眠れますように・・・笑


2011.03.31 Thu (00:00) l 5. 化学療法(TC6回) l コメント (0) トラックバック (0) l top