このキーワードで検索して、ここに来られた方へ。

私は49歳で閉経しましたが、その半年後くらいから水っぽいおりものが出るようになりました。

最初はおりものシートで済むような量でしたが、少しずつ増えていき、おりものシートからナプキンへ。
半年後にはナプキンを2枚重ねても用が足らないくらいになっていました。
それを30分毎に取り替えるほどの、おびただしい量でした。

でも水のようにサラっとしていたことと、無色・無臭だったことから、おりものよりも尿漏れの方を疑っていました。

どちらにしても異常だと思いネットで調べたりもしましたが、特に悪いことに繋がらず楽観視してました。
90%尿漏れと思い込んでいたので、 「簡単な手術で治るんだろう・・・」
私の中で、最悪の場合がそれでした。



そんな矢先、お風呂で出血し、膣の中の異物を発見。 → コチラ
翌日、やっと出向いたクリニックで、まさかの 「子宮がんの疑い」 宣告。

「水っぽいおりもの」 の正体は “子宮がん” によるものからでした

出血は時間の問題だったのかもしれませんが、私がその頃自覚できたのは「水っぽいおりもの」 だけです。
疲れやダルさや腹痛や腰痛もなく、健康を自負していました。

「水っぽいおりもの」 が、年齢に関係なく子宮ガンの初期症状として現れる人が多いことを、自分がこの病気になって初めて知りました。
術後半年も経ってから・・・ 闘病ブログによってです。



3年後の今、同じようにネット検索しても子宮がんに直結するような情報があまりにも少なくて驚きます。
因みに、以下のような情報が目につきます。

  ・排卵期特有のもの
  ・妊娠初期の黄体ホルモンの影響によるもの
  ・トリコモナス膣炎や、細菌性膣炎によるもの
  ・年齢による体質の変化との関係
  ・胃腸が弱ってるなどの場合
  ・無色無臭の場合は、生理的な分泌液
  ・お風呂上りだったら、おりものではなくてお湯 (えーっ!)


ですが、実際は子宮がんの初期症状の場合も多いのです。
おりものくらいで婦人科に行くのは・・・ 
と、ためらう方もいるかと思いますが (私もその一人だった)

一日も早く子宮がんの検査を受けて下さい

いたずらに驚かせてるわけではありません。
早期発見だったら小さな手術ですみますし、治癒率の高いがんです。



私は “広汎子宮全摘出術” という骨盤内のリンパ節切除を含んだ広い範囲の手術になったため、排尿障害や腎機能障害などの合併症が残りました。

手術の際、骨盤内の神経に触れることで神経に傷がつき、おしっこを100%自力で出すことができなくなってしまいました。
1日に何回か、自分で尿道に管を挿して尿を出さなくてはいけません。

また、癒着により狭くなった左の尿管内に、尿を流れやすくするためにステントというプラスチックの管が入っていますが、逆にこれが入っていることによって膀胱に溜まった尿が腎臓に逆流しやすくなり、水腎症を繰り返しています。

水腎症を繰り返すことで少しずつ腎臓が萎縮しており、いつかは機能しなくなる日がくるようです。
幸い片方の尿管と腎臓は問題ないので、そうなってもしばらくは普通に過ごせそうですが 「腎瘻」や「人工透析」の不安は、いつも頭の片隅にあります。

転移・再発の不安だけではなく、今後のQOL低下の不安もずっと続きます。

程度の違いはありますが、このような合併症は決して稀なことではなく誰にでもおこりうることです。

唯一の自覚症状だったおりものを、半年も放置していなかったら・・・
小さい手術ですむ段階で気づけていたら・・・
こんな合併症に悩まされることもなかったかもしれない。
 
と、悔やむ経験者の、心からの警告です。

どうか、一日も早く子宮がんの検査を受けてください!!!



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追記 (2016/2/14)

2011年2月14日の手術から5年が経ちました。 
後遺症は残ってしまいましたが、元気に普通に暮らしています

 
2013.04.16 Tue (15:43) l 2. 自覚症状 l コメント (69) トラックバック (0) l top